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〜2017年 年頭にあたって〜

代表取締役 仁杉 裕子

明けましておめでとうございます。

 

さて、私の年始は暮れに鼻風邪をひいてしまったので冴えないスタートとなりました。しかし元旦は毎年、留守中の娘に代わって早朝から犬の散歩、お犬様達の元旦は途中でスタバのテラスに寄って420円のハムとチーズを挟んであるフランスパンのお年玉付きのスタバ詣から始まります。午後からは日がな一日、眠っている日の多くなった97歳の母におせち料理を届けながら新年の挨拶に出かけました。

 

二日は日本橋の丸善まで孫のお年玉にする本と以前から読んでみたかった「病気になりやすい性格」を買いに出かけ一日一万歩クリアー、帰ってから読書。

 

私が二年生の孫に買った「超訳こども アドラーの言葉」斎藤孝著ですが、なかなか良く纏まっている良い本で大人が読んでも為になりそうな事が書いてあるのでご紹介させていただきます。

アルフレッド・アドラーは「どうしたら人は幸せに生きられるか」を生涯考え、研究し続けた心理学者で、こう言っています。

 

人は生まれた環境や条件、過去の失敗やトラウマに影響されがちで「自分はこんなふうだからダメ」だとか「前にも失敗したから、又失敗するに違いない」と、上手くいかない原因を探して、ついつい自分にダメ出しをしてしまうものです。しかしアドラーの考えは以前失敗したとしても、今ここから持って生まれたものをどうスタートさせるかに焦点を当てるのです。言い換えれば「今ここからの事はすべて自分で決められる(変えられる)」ということです。何を選ぶか何を選ばないか、どんな人生を歩むかは、自分の意志で決められると言っています。To make long story short,人生で幸せになるポイントは「すべては自分次第、過去の失敗は関係ない、しっかり前を向いてチャレンジし続ける、そこで人と助け合ったらどんな事だって出来る」を実践する事だそうです。一年の計は元旦にありで、「今からの事は全て自分で変えられると」考えれば年頭に希望のスタートが切れそうです。

私はちょっと・・、遅かった・・感はありますが今からでも出来る事に挑戦してみます。

 

もう一冊は「病気になりやすい性格」朝日新聞出版、辻一郎著、病気になりたくないので読んでみました。

人生は思いがけないことばかりだが「人間の運命はその人柄がつくる」というギリシャの哲人の言葉もあるように、「日常生活から生まれるストレスの受け止め方一つでも病気になるかならないかの差が出てくる。ならば、病気にならないための秘訣を教えようって!」って書いてあるから読みたくなるじゃないですか!!

ストレスの受け止め方の違いを生み出しているのが「性格」です。

本書では現代人が最も多くかかっている四つの病気、肥満、心筋梗塞、がん、認知症について性格がどのように関係しているのかを行った調査結果をいろいろ紹介していますが最終的に知りたいのは「どうすれば病気にならないの?」ですから最終章「自分の性格とどう折り合いをつけるか」が一番肝心なところになのです。

先ず考えるべきは「性格は変えられるか?」という問題です。高田明和・浜松医科大学名誉教授は、著書「病は気から」の中で「性格は人相のようなものである」という名言を残されています。性格も人相も生まれつきのもので、変わりにくいのです。何かのきっかけで「変わる」事はあっても自分で「変える」事は難しい。だから先ず,変えられる考え方を変えるしかないのです。考え方一つで運命は変わるそうでその人の人生観で寿命は変わると言っています。

To make long story short

病気にならない為の秘訣は以下の考え方にあると言っています。

1.    ポジティブ思考であること。

2.    楽天家であること。

3.    自分の生きる意味を見だしている。

自分にとっての生きる意味、人生の意味が分かればそれが生きる支えとなる。

「生きる意味」や「人生の目的」というものは生まれつきの固定したものではなく

様々な経験や思索を通じて常に変わるものである。

4.人と繋がって楽しく生きていること。

5.感謝をして生きていること。

  

「考え方一つで運命は変わる」という事は、単に「何事も気の持ちよう」といったレベルの事ではなく、むしろ自分の運命とどう向き合うかを考える事なのです。

フランスの思想家モンテーニュはこんなことを言っています。

運命は、われわれを幸福にも不幸にもしない。ただ、その種子を我々に提供するだけである。

 

なんとこうして生き方に関する二冊の本を読んでみると共通点が見えてきました。

病気をせずに幸せに生きる術は、

1.持って生まれた自分を受け入れて

2.生きている意味を見出し

3.積極的にチャレンジして 

4.人と繋がる社会に貢献して

5.自分の人生に感謝する

という事になるのではないかと思います。

 

三日は孫達がお年玉を取りにやって来て賑やかな一日になりました。

 

さて例年のように元旦の新聞を見てみました。

大見出しは「当たり前」はもうない!

当たり前と考えていた常識が崩れ去る。早まる一方の技術の進歩やグローバリゼーションの奔流が、過去の経験則を猛スピードで書き換えられているからだ。昨日までの延長線上にない「断絶の(Distruption )」の時代が私たちに迫っている、と書いてあります。

AI IoT等のITの技術の飛躍的な進化を産業に生かす試みがどんどん行われていてデジタル革命が勢いを増していることに間違いはありません。こうした新しいテクノロジーがもたらす影響はインダストリー4.0(第四次産業革命)と言われる産業のへのインパクトにとどまらずソサイエティー5.0と言われているように我々の生活全般に広範囲に及び、社会構造の圧倒的な変革をもたらすことになるだろうと言われていて私がこの世にいない

20年後、30年後の世界は今、私達が目にしている世界とは全く異なるものになるらしいです。

個人レベルで見てもスピードの速い変化にうっかりしていると乗り遅れますから常に情報収集して変化に対応する事が必要ですが変化を生活に取り入れて便利にしたり快適にしたり楽しくしたりする事も可能になるわけです

私が興味を持つのは少子高齢化の強い味方になり得るAI やロボット、気軽に体感できる仮想現実VR機器のゲームやAR (拡張現実)VRを融合した(複合現実)MRのスポーツ観戦への応用、自動運転技術、AI の進化も追い風になっているIoT家電や家事ロボなどです。新しもの好きだから販売になったら自動窓拭きロボと洗濯の乾燥と折り畳みをしてくれるロボットは買う予定!

 

去年トランプがアメリカの次期大統領選に当選してから世界の政治と経済の先行きは不透明さがさらに増して来ています。

「申酉騒ぐ」は株相場の格言ですが今年はトランプの影響で去年と真逆の株高、円安で始まりました。まだ就任もしていないのに世界中でムードだけに左右されていろいろな現象が起きることが本当に不思議です。日経新聞にも初夢トランプ占いなるコーナーがあって為替や通商、インフラ、税制についての占いが掲載されていましたが20日就任後からの行方はどうなるのでしょう。1月7日の新聞にはトヨタのメキシコ工場新設の撤回を求めたことで経済界や日本政府に波紋が広がっている記事の掲載がありました。企業や安倍政権の賢い対応が望まれるところです。

 

1月6日に「高齢者は75歳から」の記事。

日本老年学会と日本老年医学界は現在「65歳以上」とされている高齢者の定義を「75歳」に引きあげるべきだとする国への提言を発表したそうです。心身が健康な高年齢者が増えたためで65〜75歳は「准高齢者」とし社会の支えてとして捉え直すべきだと言っているそうです。そのうち社会保障や強制度をめぐる論議に影響を与えてくることになるのでしょう。「はい、分かりました。75歳まであと2年間、ボケないように頑張ります!!」

 

さて今年の目標です。

現在産業界に起こっているIT による技術革新の影響をもろに受けている状況にはありませんが情報を基にロボット化(機械化)AI の採用や薬局の形態の変化には先取りで対応をしていくつもりです。薬局は処方箋に基づいて調剤をした薬を提供し、患者様が間違いない服用により健康を回復できるよう指導、支援する機能を持つところです。時代が変わってITを駆使するようになると薬局はその機能が果たせる別の形態になっていく可能性があります。形態の変化には暫く時間の猶予があります。今年は機械化を通して、どう信頼のおける効率化した調剤が行えるかを実践する年にいたします。長年在籍のスタッフに置かれましてはマンネリ化を防いで常に革新的な薬局であるための心構えを忘れないようにお願いしたいと思います。

 

去年は放射線科の立ち上げの為の1年となってしまいましたが今年は薬局の活性化を図るために薬局の現場と良く連携の取れるよう動くつもりでございます。

 

今年アドラーの言葉を聞いた皆さん、今年は、去年「不燃」だった人は「可燃」に、「可燃」だった人は「自燃」に挑戦しましょう!!

 

本年が皆様にとって幸せな輝かしい年となりますよう心からお祈り申し上げます

 

2017年1

仁杉 裕子

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